新潟県上越市の格安タイヤショップセカンドオプション<2nd option>

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(コラム)コロナ下の棚卸

8月31日は棚卸しでした。
8月29日、31日と臨時休業とさせていただきご迷惑をおかけしました。

当社は従来3月決算です。
4月設立なので自然と3月決算なのですが、繁忙期の真っ最中に棚卸をやらねばならないうえに、繁忙期の売上が決算の区切れというだけで分割されてしまうことが決算の数字と会社の実態との間に齟齬があるように感じていました。

また、あくまで私見ですが、タイヤ、ホイールメーカーはスタッドレスタイヤシーズンの始まりを一年の始まりにしているようにも見えます。

そこで、このたび閑散期の8月末を決算とし、事業年度を9月開始に変更いたします。

さて当社は新品タイヤ販売が圧倒的な割合ですが、中古タイヤ、ホイールの需要が少なからずあります。

しかしスタッフが3人しかいないため、買取などで入荷した中古タイヤ、ホイールを販売できる状態にする余裕が以前以上になく、常に在庫が山になっている状況です。工場でタイヤの山をご覧になった方も多いでしょう。
あれは積んであってはいけないもの(売らないと意味がないもの)なのです。

それに加えて新型コロナウイルスの影響で、それらの売れ行きがコロナ前に比べると芳しくありません。

そこで5月より買取業務を一旦お休みさせていただき、在庫をなるべく減らすよう努力している最中です。

そんな中、初めての真夏の棚卸し。

写真は鉄ホイールに装着するホイールキャップの在庫です。
20200902_01

ホイールキャップは買取の際にほとんど値段をつけていませんが、売れば売れます。

しかし売れるようにするためにきれいに洗うのですが、現状その余裕はなく、数年分が山になっていました。工場で壁のように山積みになっていたのがそれです。

人を雇ったりシルバー人材センターなどに委嘱して洗うことも考えたのですが、現時点で人件費を出す余裕はうちにはありません。汚いまま売るつもりもありません。

そこで今回は、売れば売れるのをわかっていながら、半分以上を廃棄することにしました。傷が多いもの、現行車種用ではないものを中心に断捨離することにしました。今までが貧乏性だったとも言えます。

そしてもう一枚の写真は鉄管。
20200902_02

ものが売れないと保管、管理が大変になってきます。
以前から検討していたのですが、買取を止めているこの時期だからこそ、ホイールラックを増設することにしました。

今までは鉄管は中古を探すようスタッフに言っていたのですが、最近は中古の鉄管は配送料が馬鹿にならないためいっそのこと新品を購入しました。

どこの会社、お店も新型コロナウイルスによって従来どおりの商売ができなくなっています。私個人は「コロナはただの風邪」だと思っていますので、「新しい生活様式」は必要ないと考えていますが、商品が売れないと愚痴をこぼす前にやれることはやっておきたいと考えます。私が上越零細連を立ち上げたのもその考えによります。

いよいよスタッドレスタイヤのシーズンが始まります。
この時期にできることをやり、9月からの新しい事業年度に備えてまいります。

今後もセカンドオプションをご愛顧賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。
(今井)