一年を通して、そして現在進行形で新型コロナウイルスの話題ばかりの令和2年も終わろうとしています。このご時世にもかかわらず多くのお客様にご愛顧を賜り、スタッフ一同心より感謝申し上げます。
当店は2020年12月29日(火)~2021年1月4日(月)を年末年始休業とさせていただきます。新年の営業は1月5日(火)からとなります。
年内最終日は12月28日(月)となります。29日(火)につきましては、営業はせず午前中に店内清掃だけして早じまいしますのでご了承ください。
(その日が会社の忘年会です)
また、閑散期の1月、2月は日曜日を休業とさせていただきます。何卒ご理解のほどお願い申し上げます。祝日は営業いたします(営業時間10時~18時)。
毎年恒例、この繁忙期を振り返ってみます。
まず昨冬のことを思い出してみましょう。
昨年の年末年始休業の挨拶には「12月23日時点で、12月6日に一度降っただけで、平場では全然雪の気配がありません」と書いてありました。そして年配の方も驚くほどの「無雪」な昨冬でした。
多くの人が「さすがに今年は降るだろう」と憂鬱半分、期待半分の中、案の定というか12月14日から降り出した雪がまとまった量となりました。
さてそんな「今年は雪が多そうだ」という気分の中、タイヤ交換は昨年より10日ほど早く動き出しました。そのまま作業が11月末をめがけて集中するのかと思いきや、11月後半から12月上旬に暖かい日が続き、始まりは早かったものの忙しいまま長い繁忙期になりました。
暖かい日が続いたところに一気に大雪になったためでしょうか、雪が降り始めた12月中旬に、冬タイヤの準備を何もしていないという方からの電話が相次ぎました。
また昨年あまりに雪が少なかったためか、昨冬からスタッドレスタイヤを履きつぶして夏も履き通した方が例年より多かったのも印象的でした。
そんな2020年の繁忙期ですが、実はまだスタッドレスタイヤの作業は終わっていません。一度スタッドレスを履いたものの古くなって滑る感じがする、という方の作業が続きます。
今年はそんな「雪国のタイヤ屋」らしい繁忙期でありました。
作業が延々と続くため、スタッフは昨年以上にブラックな環境で頑張ってもらいました。もうちょっとどうにかしたいため、来年はいろいろ工夫していこうと思っています。
今年は1月に新型コロナウイルスが中国武漢で広まり、そこから一年を通してコロナで終わってしまった年でした。人々は立場によって分断され、格差は広がるばかりです。僕がセカンドオプション代表の立場で「上越零細連(上越中小零細事業者新連盟)」を立ち上げたのもその危惧の表れです。
人間には年という区切りがありますが、コロナウイルスには人間のカレンダーは関係ありません。来年がどういう年になるのか、世界中の誰にもわからないまま新しい年を迎えようとしています。
2021年春で当店は10年目に入ります。
僕らのひとつの方針としてせめて「ブレない」でいたいと思っています。
自分の考えや行動を周囲の状況でいちいちブレさせない。それが人と人を繋げるための大事なことであると信じています。
みなさまにおかれましても年末年始を安全にお過ごしいただき、新年2021(令和3)年はコロナって何だったけ?と思えるような良い一年になりますよう、心より祈念しております。
来年もまた一年、セカンドオプションを宜しくお願い申し上げます。
ありがとうございます。
(今井)